9月に読んだ漫画(主に純★愛センセーションの話)と日記

こんにちは。オタクのブログらしく、 9月に読んだ漫画とかをまとめようかな〜などと思ってたんですけど、9月も終わるタイミングで読んだ純★愛センセーションにあまりに頭をブチ抜かれたので主に純★愛センセーションの話です。


私がちゃおを読んでいたのはエンジェル☆ハントとモンスターキャンディーの連載時期ドンピシャで、おおばやしみゆき先生がちゅちゅに移籍してからの作品はあまり読めていなかったのですが、一緒にコミティアに出てくれた丸襟さんの家におおばやしみゆき先生の作品が揃っているので家に行くたびに読ませてもらい、おおばやしみゆき先生の作品を読む機会がここのところ増えていました。その流れでこの前読ませてもらい、頭をブチ抜かれた次第です。

余談なんですけど丸襟さんとは6〜7年くらいのフォロワーなんですが最近家がそんなに遠くもなくなったのでここ1年くらいは休みが合えばお互いの家に行って最寄りのカレー屋に行ったり家でSexyZoneの円盤を見たりゲームしたり業スーのデカいパンナコッタを一緒に食ったりして遊んでいます。大人になってこんな小学生みたいな遊び方できると思ってなかったので楽しい


純★愛センセーションのおおまかなあらすじは、


高2男子の純ポンはヤリチンだが文武両道でそれなりに日々楽しく過ごしていた。そんな純ポンには最近夢中になっていることがある。それは同じ柔道部の賀正のこと。賀正の一番の親友は自分だと思ってたんだけど最近自分の知らない趣味で他の友達と盛り上がってたり女の子に声かけられたりしててなんか面白くない。そんなある日、純ポンは賀正を庇って車にはねられ死んでしまう。でも別に後悔とか無いどころかおいしすぎる!!自分庇って死んだら賀正は一生オレのこと忘れないし…。だが自分のために涙を流す賀正の姿を見たら成仏できなかった純ポン。そんな矢先、自殺しようとしている女の子を助ける。女の子の名前は愛ちゃん。純ポンは愛ちゃんの身体に入れるようになっていることに気付く。賀正の夢である「運命の女を見つけ、子を作り幸せな家庭を守って暮らす」を叶えるにはおあつらえ向きすぎる!オレが運命の女になってやるから待ってろよ!(ここまで1話)


…こんなかんじなんですけど、まずこの内容が1話に収まるのがすごすぎる

私は元々ごんぎつねの受が好きなんですけど(※ごんぎつねの受とは…執着を向ける相手のためにある程度常軌を逸した行動ができ、最終的に死ねる受のこと。文ストの太宰やHUNTER×HUNTERのキルアなど やや異なるが「これがぼくの心臓の音」と言って陸橋から飛び降りるなども当てはまる)純ポン完全にごんぎつねかつちゅちゅの漫画でそれをやってるのもびっくりしたし、私は攻のために死ねる受は好きなんですけど自己犠牲という概念は別に好きじゃないので純ポンが「おいしくね!?これで賀正は一生オレのこと忘れないし」とか言ってるのもサイコーでよかった…

純ポンの賀正への好意の描かれ方も、徹頭徹尾親友としての感情なのか恋愛的なベクトルなのかは明かされず未分化(だけどチューはする)なのがすごくよかった。ただ「命より大事」と言われるのみ(いや重っ) 

賀正の夢を聞いて自分が賀正と結婚したい!ってなるわけじゃないところにそれが表れてると思うんですけど自分が乗り移った女の子を賀正とくっつければいいというカジュアル人権無視の発想もやばいし でも愛ちゃんをぞんざいに扱うかといえば全く逆で!愛ちゃんが純ポン先輩のことが好きかも・・・ってなった時に「この漫画はどうなってしまうんだ・・・」と思ったんですけど(長期連載の少女漫画を読んでいるときにありがちなこと)純ポンが最終的に「それは自己投影だから」みたいに言うのも凄すぎて…。

愛ちゃんの中に入ってることを確認するシーン全部いいんだけど、「相手が誰を好きだろうと 自分を好きになってくれそうじゃなかったとしても…好きになったら止まらなくて…その人のために一生捧げても悔いがない…そういうのが運命の人なんじゃねーの?」を死んだ後の純ポンがもう一度賀正に言うことでその意味を回収するの美しすぎる〜〜〜 告白じゃないけどめちゃくちゃ美しい告白シーン…その前後全部やばいけど 「愛ちゃんは知らない間に処女じゃなくなっててびっくりするかもしれないけど…」じゃないんだよな 主人格自分のままセックスする気満々なのやばい

その告白の台詞をそのまま賀正から愛ちゃんに返される切ないシーンの後の「オレなんていてもエッチもできねーよ?」「別にそんなの一生なくてもかまいません!!」でちょっと泣いちゃった

賀正も賀正で愛ちゃんと純ポンのどちらかに絞るような潔癖な人間ではなく純ポンに会うために愛ちゃんと子作りするようなやつだし ていうか賀正側の視点の描き方がナチュラルでほんとすごい 「オレなんかより何倍もスゴいくせに オレに執着するあいつのことがずっと自慢だった」のとこ何回読んでもあ〜〜〜〜!!!!!ってなる

純ポンの妹とかも普通にとんでもなく口悪くて笑ってしまった ちょっと話変わるけどエンジェルハント前半で真由の方が性格悪いかのように見せておいて実はエチェ様の方がやばいのもめちゃくちゃ好きなんですよね〜 少女誌はどうしても善人が多くなりがちなので…

この手の話はお約束通りに行けば純ポンが成仏しないといけないわけで、3人でくっつくっていうのもちょっと違うし、一歩間違えたら全然納得のいかない終わり方になってしまいそうだな・・・と思いながら読み進めていたら最終巻で号泣する羽目に・・・。残り1巻で芸能界ネタ盛り込んでくるのは無謀すぎでは!?とか思ってたらちゃんと全部の材料を回収していた・・・ 今これ書く為に一気に読んでたんですけどあ〜好きだな……最後はちゅちゅの休刊と同時だったそうですが、最後まで駆け抜けてくれてありがとうと思いました


そのほか9月に読んだ漫画

・後ハッピーマニア 19話

今わたしが唯一シーモアで新刊自動購入にしている漫画です。毎回こんなに面白くていいのかなって思うんですけど最新話マジで最高だった 田嶋の嫁がバケモンすぎて バケモンの女が本当に好きなので……顔も安野モヨコ先生のタレ目の女ベースにちょっと田中みな実入ってる感じで、安野モヨコ先生は時流を取り入れつつ自分の絵にしてるのがすごいな〜と思います。あとフクちゃんの息子マジで好きです。元々フクちゃん大好きなんですけど(だろうな)耀司めちゃくちゃかわいい…安野モヨコ先生の中学生男子って貴重じゃないですか?

・推しが武道館いってくれたら死ぬ 9巻

基さんが舞菜のSSR持ってるけど言い出せない後ろめたさ、覚悟決めて言ったらえりぴよさんとくまささんが空音のSSR探しますって言ってくれるくだりで泣いた その後も「これ普通ですよ」も こんなに嬉しいのが・・ふつうなのか・・・(これはおお振り)

・生命体Lの果てから

絵がすごく好きでほぼBLとしての情報などいれずに発売日に買ったのですがカプも好みだった…思いを熟成させすぎて発酵し果てた受が…SFとしても面白かったので全体的にラブストーリー色薄いのも良かったのですが電子特典でエッチなシーンが本当にちょっとだけ匂わされたので生殺しすぎて発狂してしまった。あるなら見たいです泣

・雛鳥の夢想

DLsiteのTL漫画です。絵が最高に綺麗で可愛いのにエロシーン攻めすぎなのが良かった


こんな感じかな…直近の自分の思考リソースを可視化できるのが良いですね。毎月書けたら書きたい!

9月はびっくりするほど記憶がなくて、ほぼ全部の休みで人と会ってて旅行行ったりしてたのもあるんですけど原稿の無理がたたって体調崩してた日も多かったのでやっぱもう無理をすると永遠に引きずる年なんだな……と実感しました ちゃんと寝よう!10月は色々な準備しつつ絵も描きたいです。がんばろ〜

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ここから普通の日記です

今日は六本木でハロルドとモードを観劇してきました。これもすごく好きな話だったなあ!Twitterでもちらっと書いたけど、自分がエンタメにおける恋愛ないしそれに類する人間関係の描写において求めるものは、人間はあくまで孤独であるという前提で、孤独な人間同士が一瞬でも交わるということについて描かれていることなんですよね。ハロルドとモードもそういう話だったな。だから一緒にいる時間の長さとか関係の内容はわりかし重要じゃなくて、孤独な人間同士が一瞬でも寄り添うことだったり時間を共有することにある気がする。SexyZoneさんの関わった舞台で一番好きなのは後にも先にも赤シャツだと思うんですけど、うらなりと赤シャツの関わり方と別離、赤シャツと小鈴の寄り添いの物寂しさみたいなものが本当に好きで…再演してくれないかなあ…

佐藤勝利さんはこういう役本当に似合ってますね。

気圧にやられてフラフラとスタバに滑り込み六本木限定のピーチマジェスティックチャイを飲んで帰りました。結構こっち住んで長いけど初めて六本木行った、なのに都営大江戸線の六本木駅では降りなかった



修理に出してたレコードプレーヤーが戻ってきたので、友達にもらったビルエヴァンスのアルバムをずっと聴いてます。ジャズ自分からはあまり手を出さないジャンルだったけどすごくいいです。レコード集めは今年に入ってから新しい趣味になったのですが、レコード好きなんだーと公言していたら誕生日にレコードをくれる人がいたり、レコードの聴けるカフェを教えてくれるフォロワーがいたりして嬉しいです。夏はあまり買いに行けなかったからぼちぼちレコード屋さん巡りも再開したいなあ。買ったら載せます。興味がある人がいるかは知りませんが・・・・・・。

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